
日々を過ごされているとどこそこが痛いとなることがあります。
他人様からは、「お大事に」「ご無理はなさらずに」と温かい声を頂戴します。
果たして自分のためには、そのお言葉通り無理せず、大事にして、安静にしているべきなのだろうか?
痛みの状態にもよりますが、打撲や骨折などの怪我でなければ、現在の考えでは、どんどん使った方が良いとされています。
痛いから安静にするのではなく、むしろ可能な範囲で日常生活をするのです。
そうすることで私たちの体に備わる力が発揮されてきます。
痛みに適応しようとする力
痛みを治そうとする力
これらが痛みから解放してくれるのです。
痛みは時に、体の危険を知らせてくれる「良い奴」です!
悪者扱いせずに、体を見直す、日々の生活を改めるよい機会と捉えれば、自然と痛みは消えて行きます。
医師に治してもらう、薬に治してもらう、施術者に治してもらうと他人任せにしていると、本来の力が発揮されにくくなるかもしれません。
医師、薬、施術者は、サポーター!(お手伝いさん)
自分が治療者!
主体性を持って日々を送れば、痛みのある体から健康な体に変化していくでしょう。
睡眠、栄養、適度な運動、そして自分の心を大切に日々を送りましょう。
篠崎大輔