
脳の誤作動記憶には、無意識的に思い込んでいるケースがあります。
「これまでずっと症状を経験してきたから、これからも症状になる」という思い込み。
心身条件反射療法では、意味記憶といいます。
経験を無意識に学習記憶し、それが誤作動につながっているということです。
例えば、女性の生理痛。
毎月経験することなので、10代から生理痛がひどいと、それが当たり前になってしまうケースがあります。
意識では、来月は生理痛ひどくないといいな、と思っていても、
無意識では、これまでも痛かったし、来月も痛いのが私だよね、と思い込んでいます。
この思い込みを、ここでは「妄想」と言っています。
来月のことは、未来だから、本来は事実ではないにも関わらずそれが事実かのように脳は妄想しているわけです。
この妄想が、症状に関係していることに気が付き、新たな治っている自分を妄想すれば、切り替えのスイッチが入り症状は改善してきます。
症状に関係なく、私たちは「いつもと同じ」、「クセ」に無意識に安心を得ています。
例えば、職場に行くときに同じ道を通ると時間の配分や見慣れた景色に安心することがありませんか?
そんなのないという人いると思います。
なぜなら、無意識にやっていることだから意識することはないからです。
人間は、90%以上を無意識におこなっています。
無意識におこなえる機能があるから人間は生活ができているのです。
しかし、無意識に脳が誤作動すれば、結果として出る行為、行動も誤作動してしまいます。
つまり症状の原因は、脳の誤作動記憶にあるということです。
今回は、妄想が関係している誤作動記憶についてでした。
妄想は実はご自身のフィルターを通してしているため、事実になることはないのです!
だから、いつだって妄想は自由自在。
自分のいいように妄想すればいいのです。
その妄想がいい悪いはありません。
脳がその妄想で誤作動記憶として学習してしまうかどうかが問題です。
脳が誤作動記憶として学習していればそれを切り替えればいいだけです。
慢性症状、繰り返す症状、いつもこのタイミングで症状出るなという悩みを持たれている方は、当院の施術を受けてみてください。