
こんにちは。篠崎です。
私が所属している日本カイロプラクターズ協会から今年も認定オフィス証が届きました。
日本カイロプラクターズ協会は、世界カイロプラクターズ連合(WFC)に加盟する日本代表団体です。
日本カイロプラクターズ協会の認定オフィスは、栃木県では現在3件、佐野市では当院だけです。
カイロプラクティックは、日本では未だ法制化されていませんので、誰がカイロプラクティックの看板を掲げても法律に触れることはありません。そのため、全国には3万件以上のカイロプラクティックを掲げているカイロプラクティック院、整体院、接骨院、整体院などがあるそうです。
カイロプラクティックは職業であり、定義やアイデンティティーがあります。
しかし、それを知らない自称カイロプラクターは、『独自のカイロプラクティックで改善させます』のような謳い文句を掲げている人もいます。独自のカイロプラクティックということは、もはやカイロプラクティックではありません。
一般の方からすれば「独自のカイロプラクティック」と聞くと、何となくこの先生は勉強して知識や技術がしっかりしていそうではないですか?
でもそれは、「間違い」です!
独自は、その人が経験してきたデータしかありません。それはほんのわずかでしかないのです。
仮にその改善する独自のデータが1000件あったとしても、カイロプラクティック全体のデータはそれを遥かに上回る数値です。そして、専門の研究者が研究機関でおこなっているデータですので、経験談とはわけが違います。
私たち臨床家は、そのデータを参考・利用させて頂き臨床をおこなっているのです。
そして、そのなかでの先生による個人差は多少出てくるとは思います。それをわかっているカイロプラクターは『独自の』などおこがましいことは絶対に言いません。
「私たちは巨人の肩に乗る小人だ」とフランスの哲学者ベルナールは言いました。
私たちが先人より遠くが見れるのは、優れた視力があるからでも、身体的特徴があるからでもなく、先人の巨大さによって高く引き上げられているから。ということです。
これからも先人に感謝し、クライアント様に貢献していきます。