

こんにちは。バースデーカイロプラクティックの篠崎です。
先日、私が使用するカイロプラクティックテクニックのアクティベータメソッドのセミナーがハワイのホノルルで行われたので、それに参加してきました。
講師は、アクティベータメソッド創始者のDr.Fuhr(ファー)です。
はじめてお会いしたDr.Fuhrの感想はフレンドリーでおおらかといった印象です。
このブログ記事では、アクティベータメソッドセミナーin Hawaii 2019に行った私の感想を書いています。
現在の施術方法に疑問を持っていたり、さらに患者さんに貢献したい人にためになる記事です。
アクティベータメソッドについて
アクティベータメソッドは、Dr,LeeとDr,Fuhrが共同開発したテクニックで、Dr.Leeの没後Dr.Fuhrが世界中に広めたカイロプラクティックテクニックの1つです。
患者の身体を検査道具として使用し、神経関節機能障害をみつけ、施術して行く治療法です。
施術には、アクティベータ器が用いられます。
アクティベータメソッドは、一見簡単な施術方法に見えますが、検査反応、触診、コンタクトポイント、LODなど知識と技術の両方が必要になる施術方法です。
Dr.Fuhrについて
アクティベータメソッド創始者のDr.Fuhr(ドクター.ファー)は、1939年9月2日生まれ、ミネソタ州出身。
喉の症状をDr.Leeの診療所のアソシエイトドクターに治療してもらったことがきっかけでカイロプラクティックに進むことを決め、ローガン大学に入学。卒業後、海軍に入隊。その後、Dr.Leeのアソシエイトドクターを努める。
Derfield Leg Check や他のテクニックからヒントを得て、自身の第12胸椎レベルの左肋骨の鈍痛をきっかけにアクティベータメソッドを体系化していった。
アクティベータメソッド第2版引用
ハワイセミナーの感想
Activator Methods International主催のアクティベータメソッドセミナーin Hawaii 2019に参加してきました。
2日間のセミナーは、ホノルルのハイアットリージェンシーで行われました。
今回のセミナー内容は、『臨床トピック』
簡単に言うと、こんな症例の時は、アクティベータメソッドではこんな風に治療するよね!ということです。
Dr.Fuhrの臨床経験も交えながらの講義はとても学びのあるものでした。
が、しかし、
流暢な英語が全く聞き取れない私は、Dr.Fuhrの言っていることが直接はわかりません。
今回のセミナーを企画してくださった、Activator Network Japanの保井先生が講義の合間を縫って私達に通訳してくださったので、理解することができました。感謝です。
英語もわからないのに参加しても意味がないじゃんという人がいるかもしれませんが、それは間違えです。
アクティベータメソッドは、方法論があるので受講生全員がそれを理解しています。
そのため、見ているだけでも学びになることが沢山あるのです。
特に、創始者のDr.Fuhrの検査や施術のタッチや反応の見方を目の前で見られたのは勉強になりました。
アメリカのD.C(カイロプラクティックドクター)達を見ていても、学ぶ姿勢、挑戦することを恐れない姿勢は、日本人と違うところがありました。
彼らと日本人との一番の違いは、講義中にもかかわらず超絶リラックスしていることです。
お菓子食べながらやスマホいじりながら、疑問に思ったらその場で質問など自由な感じが凄かったです。集中していなさそうに見えてしっかり聞いていたり、いざやってと言われればできたりするところが日本人とは違う感じがしました。私がいざやってと言われたら、躊躇して、できてるかな~とかあってるかな~と自分の評価を気にしてしまいがちです。
彼らは、「今の自分を見てくれ!」
「どや!Dr.Fuhr」といった感じです。
そして、アドバイスされればそれを素直に受け入れ自分の成長につなげようとする姿勢でした。
私は、Dr.Fuhrから直接治療をしてもらうこともできたので、その感覚も学べました。
私の行く前の目標は、アクティベータメソッドの創始者Dr.Fuhrに会ってその空気感を味わい成長につなげるというものでしたので、十分に満足できるセミナーでした。
治療は、知識や理論も大切ですが、「感覚」がとても大切です。
もし現在、施術に困っていたり、悩んでいる先生がいれば、日本でもアクティベータメソッドは学べますので、Activator Network Japanのホームページをご覧下さい。
アクティベータメソッド第2版も勉強になりますよ!
今回ハワイセミナーに参加して気づいたことが、日本で保井先生から学べているアクティベータメソッドの質の高さです。
興味がある方は調べて参加してみてください。お会いできることを楽しみにしています。