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脳の誤作動記憶とは
我々は、普段、景色、風景、音楽、話し声、車の音、光、風、物の重さなど様々な刺激を「五感」を通して入力し、脳に送っています。そこには、意識できる刺激もあれば無意識な刺激もあります。
今見ているこの文章は意識して読むことができますが、座っているお尻の感覚はどうでしたか?
今あらためて意識すると、お尻の感覚を感じられるため、今初めて感じたように思えるかもしれませんが、先ほどからずっとお尻の感覚は無意識に脳に送られていたわけです。
このように、我々は無意識の刺激情報を常に脳に送っています。そして、脳はそれを処理し、学習記憶し、快適に生活できるように調整してくれています。
この無意識の学習記憶装置を人間は備えていますが、この装置が誤作動して不調のパターンを学習記憶してしまうことがあります。それを脳の誤作動記憶と呼んでいます。
我々を悩ます症状は、『脳が不調パターンを無意識に学習してしまった結果』であるということです。
脳の誤作動記憶が起こる領域
脳の誤作動記憶は、人間をコントロールしているすべての系(システム)に起こる可能性があります。それは、神経系、エネルギー系、メンタル系、五感適応系、免疫系、内分泌系などです。
これらの系が関係しあい我々は生活をおくることができています。健全な状態であれば症状に悩まされることもないかもしれません。不調パターンになってしまうのは無意識なので「なぜ」誤作動記憶になってしまったのかはわかりません。「なぜ」ではなく「何が」自分の悩みの症状と関係しているかを診ていくことが改善には重要です。
神経系の誤作動記憶
神経系は、人間の身体のほとんどをコントロールする器官で、中枢神経系と末梢神経系があります。
中枢神経系は、脳と脊髄からなる身体の司令塔です。身体から末梢神経を介して届いた情報を処理し、再度身体に指令を出しています。また、優れた記憶装置としても働きます。
末梢神経系は、脳・脊髄から伸びた神経で、筋肉、関節、靭帯、内臓へ張り巡らされています。これらの器官が機能するのは、神経系のおかげということです。
つまり、これら神経系に誤作動が起こり不調のパターンが記憶されてしまうと、筋肉の働き、内臓の働きは健全ではなく不調をきたします。それが症状ということです。
エネルギー系の誤作動
エネルギー系は、経絡やチャクラ、オーラなどの肉体内外のエネルギーを指します。目には見えないものですが、鍼灸やヨガ、氣功といったエネルギー系分野では当たり前の考えです。一般的にも、エネルギーがあるね、エネルギー切れだなどエネルギーという言葉は使われていますから何となくイメージはつくと思います。
これらエネルギー系が誤作動し、エネルギーがブロックされてしまい身体への影響があると考えています。
メンタル系の誤作動
メンタル系は、感情、価値観、信念、記憶などがあります。
例えば、肩こりに関係するメンタル系の誤作動記憶を検査すると「怒り」が関係しているケースがあります。「怒り」は「感情」です。怒りの感情は、交感神経を優位にさせ、戦いの体勢を取らせるため、筋肉は緊張状態になります。それが毎日続けば肩こりを感じる要因となるわけです。
では、その怒り感情を起させたのは何なのでしょうか?
このようにメンタル系の誤作動記憶を検査し、調整していくことで症状の根本原因がわかると長期間悩まされていた慢性症状も改善する可能性があるのです。
五感適応系の誤作動
五感適応系は、視覚、聴覚、身体感覚、味覚、臭覚です。
例えば、ある匂いを嗅いだ時に過去の記憶が蘇ったことってありませんか?
全く今の状況と関係ないのに、匂いが過去の記憶と結びつき意識に上らせるのです。このように匂い(臭覚)が誤作動記憶となり症状と結びついてしまえば、症状が慢性化してしまう可能性があるということです。その背景には、感情などのメンタル系との関わりもあるかもしれません。
生体反応検査について
生体反応検査(PRT検査)は、身体を検査器具として反応を診ていく方法です。
症状に関係するポイントを押さえたり、動かしたり、さらにはイメージして反応を検査していく場合と症状に関係する誤作動、エネルギーブロックは何かを検査するときにPRT検査を行っていきます。
出展:心身条件反射療法研究会
フィンガーテスト
施術者が一方の手を使いエネルギーブロック、誤作動ポイントを探しながら、もう一方の手でフィンガーテストを行い反応を検査していきます。
レッグテスト
クライアントの足を使い、誤作動反応、エネルギーブロックを検査していきます。
足が「揃う反応」か「交差する反応」かを検査していきます。
マッスルテスト
クライアントの筋肉を使い、誤作動反応、エネルギーブロックを検査していきます。
陰性反応では足に力が入るが、陽性反応では足に力が入らなくなる反応を示します。
脳の誤作動記憶の症例
「右肩から腕の痛み、しびれ」
右肩から腕まで痛み、しびれが続いていたため、肩のこりが原因だと思っていたようでした。
通常医療(病院)の診方
頚部レントゲンを撮り、異常の有無、問題あればそれに合った薬物療法、問題がなくても薬物療法で経過観察。
一般整体関係の診方
姿勢が悪いことが原因で肩の筋肉が緊張して痛みが出ている。だから、マッサージ、整体をして曲がった姿勢を正す、という考え。
当院の診方
症状に関連する部位の反応、症状イメージの反応などを身体の反応を診ていきます。
さらに、その反応に関係する原因反応は何かと反応を検査し、調整をしていきます。
【結果】
肩周りの筋緊張もありましたが、マッサージによる施術ではなく、筋肉をコントロールする神経系の誤作動があったためそれをアクティベータメソッドで改善させていきました。
また、メンタル面での反応があったため調整していきました。
反応は、『「仕事嫌だな」という感情』や『仕事関連の信念「○○しなければならない」』などが関係していました。
毎回のメンタル面の反応には、「やっぱり」「そうですよね」と腑に落ちているようでした。すると、数回の施術で改善され、ご本人も来院前に考えていた原因と違ったと大変喜ばれていました。
こんな症状にお困りの方ご相談ください
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本当に改善したいと望む人が集まる治療院
『治りたい』『改善したい』という思いのある人が改善すると考えています。
特に、メンタル系の治療には、本人の主体性が必ず必要になりますので、どうなりたいかの目標が無い方は改善する可能性がかなり低くなります。
目標がなければ計画が立てられません。
改善したいと願い、実際に改善している人のほとんどが、当院の計画を参考に次いつ受けるかをご自身で決めています。
脳の誤作動記憶は、健全なパターンを脳に再学習させるために通院する必要があります。ですから、つらくなったらまた来ますでは根本改善は期待しにくいです。しかし、それがその方の望みであれば当院では強引に予約を取らせるということはありません。絶対改善しますと思っていてもそれを約束することはできませんので、つらいという人生を選択するか、改善してより良い人生にするために行動すると選択するかはあなた次第なのです。
おかげ様で当院は目標設定をするようになってから改善率があがっています。当院の方針を信じて信頼してくださっている方が増えているからこそです。ありがとうございます。
あなたが何を選択してもあなたにとって素晴らしい人生です。
もし、症状を改善させて健康的になり、今より少しでも良い人生にしたいなと思われた場合はご相談下さい!サポートさせて頂きます。